今日「俳句を語る」と言うホームページを立ち上げた。諸家の俳句に関する論説、見解、エッセイなどなどをひとところに集めて必要に応じて随時読めるよう、自分の便利のために立ち上げたのだが。
塵も積もれば山となるとか、大変失礼な言い回しですが、これからちょいちょい暇をみつけては少しずつ集めてゆくつもり。
若い人には理解がむづしいかも知れませんが、二昔前わたくしが若かったころはナッレジを得たければ、せっせと図書館へ通って手書きで写したものだった、そして一昔前はコッピマシンでコッピしたものだった。そのコッピが積もり積もってほこりだらけになり、部屋中坐るところも無くなり、老妻も愚痴をこぼすのに飽きたこんにち、一ページ一ページ目を通して、ちくちくと心臓に針をさされる思いで捨てなければならない羽目になりました。
むかし本は読まなくても買って本棚に並べ置くべしと言った人がいましたが、いまどき都会人は住むスペースさえキープすることで精一杯、よっぽどの資産家で無い限り本を置くスペースなど、贅沢な話です。
ラッキーなことにはコンピューターとネットと言う便利な道具ができて、そのうえ電子書籍という代物までお出ましになり、今まだ始まったばかりでが、もう二三年もしない内に、すべての印刷物がエレクトロニックブックになるでしょう。さすれば、全ての本は皆コンピューターやネットのなかに納まり、本棚もいらなくなるはず。
それゆえ、コンピューターのハードディスクにキープするのも一つの方法ですが、そのハーディもたまには壊れることもあるゆえ、ネットのサーバーの一間をかりて置いておくのもまたスペアをキープする万全のための一策かもしれません。
(俳句を語る)
http://www.tmn.idv.tw/search2/index.php
(オーボー真悟)
チェコ(2000)